ふど‐き【風土記】
地方別にその風土・文化その他について記した書物。 奈良時代の地誌。和銅6年(713)元明天皇の詔により、諸国の産物・地形・古伝説や地名の由来などを記して撰進させたもの。現存するのは、完本の出...
ふな‐ずし【鮒鮨】
熟(な)れ鮨の一種。鮒を塩漬けにしたあと、塩を洗って米飯と交互に漬け込み、重石(おもし)をして自然発酵させたもの。琵琶湖の名産。《季 夏》「—や彦根の城に雲かかる/蕪村」
ふな‐もやい【舟舫ひ】
舟をつなぎとめること。「櫂(かい)を使ひゐて—するに」〈雲萍雑志〉
ふ‐はく【浮薄】
[名・形動]あさはかで軽々しいこと。また、そのさま。軽薄。「軽佻(けいちょう)—」「其様な—な婦人(おんな)じゃあなし」〈二葉亭・浮雲〉
ふみ‐あだ・す【踏み仇す】
[動サ四]踏み荒らす。踏み散らす。「天雲をほろに—・し鳴る神も今日にまさりて恐(かしこ)けめやも」〈万・四二三五〉
ふり‐は・う【振り延ふ】
[動ハ下二] 1 ことさらに物事をする。わざわざする。「かやうに—・へ給へるこそ、たけき心地すれ」〈源・薄雲〉 2 (「ふりはえて」の形で副詞的に用いる)わざわざ。ことさらに。「遠くおはしましに...
ふりみ‐ふらずみ【降りみ降らずみ】
[連語]降ったり降らなかったり。「雨—、日光雲間をもるるとき」〈独歩・武蔵野〉
ふ‐りょうどうたい【不良導体】
電気または熱を伝える度合いがきわめて小さい物体。ゴム・木・エボナイト・白雲母など。絶縁体。不導体。
フルード‐うんだい【フルード雲台】
粘性の高い油やグリースなど、摩擦抵抗の高い流体を軸受に利用し、滑らかに動作させることができる雲台。主にビデオカメラに用いられる。
ふわっ‐と
[副](スル) 1 柔らかでふくらんでいるさま。「髪の毛を—仕上げる」「—した布団」 2 軽々と浮きただようさま。また、軽々と動くさま。「白い雲が—浮かんでいる」「羽毛が—空中に舞う」 3 軽い...