かけ‐て【掛けて】
[副] 1 心にかけて。「山越しの風を時じみ寝(ぬ)る夜おちず家なる妹を—しのひつ」〈万・六〉 2 ちょっと。少しでも。「この人の御ことをだに—聞き給ふは」〈源・夕霧〉 3 (下に打消し・反語の...
かごしま‐くうこう【鹿児島空港】
鹿児島県霧島市にある空港。国管理空港の一。昭和47年(1972)新鹿児島空港として開港。翌年、現名称に変更。→拠点空港
かごしま‐じんぐう【鹿児島神宮】
鹿児島県霧島市にある神社。旧官幣大社。主祭神は天津日高日子穂穂出見命(あまつひたかひこほほでみのみこと)で、豊玉姫命を配祀。大隅(おおすみ)国一の宮。大隅八幡宮。
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
1 七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。鵲橋(じゃっきょう)。烏鵲橋(うじゃくきょう)。《...
かすみ【霞】
1 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」《季 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村」 2 (「翳...
かた‐たが・う【方違ふ】
[連語]《「たがふ」は下二段動詞》方違えをする。「大殿(おとど)へ—・へむとて渡り給ひにけるを」〈源・夕霧〉
かたらい‐つ・く【語らひ付く】
[動カ四]語り合って親しくなる。むつまじくなる。「その御局の人によく—・き給ひて」〈栄花・さまざまの喜び〉 [動カ下二] 1 親しく語り合って事を託す。依頼する。「故大納言の…—・け給へる心...
かっしょう‐ぎり【滑昇霧】
山の斜面を吹き上げる空気が断熱膨張によって冷却してできる霧。上昇霧。
かど【才】
《「角(かど)」と同語源》 1 才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ—ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉 2 見どころ。風趣。「—ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花...
かばん‐ご【鞄語】
《portmanteau word》二つの単語を組み合わせて一つの単語にしたもの。smoke(煙)とfog(霧)でsmog(スモッグ)とするなど。混成語。 [補説]portmanteauは両開き...