あけ‐すけ【明け透け】
[名・形動]あけっぴろげで、露骨なこと。包み隠しのないこと。また、そのさま。「—にものを言う」「—な性格」
あげ‐すど【揚げ簾戸】
1 門柱に楣(まぐさ)を渡して竹製の編み戸をつり、上へ突き上げて開くようにつくった門。主に茶室の露地に中門(ちゅうもん)として用いる。 2 上へ突き上げて開くようにつくった竹製の編み戸。城門など...
あご‐マスク【顎マスク】
マスク2を下に寄せて顎だけにかけ、口や鼻を露出させた状態。また、そのようなかけ方。マスク本来の機能を果たしていない。
あさ‐ざくら【朝桜】
朝、露を受けて咲いている桜。《季 春》「—みどり児に言ふさやうなら/草田男」
あさじ‐う【浅茅生】
浅茅の生えている所。あさじはら。あさじ。「いとどしく虫の音(ね)しげき—に露おきそふる雲の上人」〈源・桐壺〉
あさ‐じめり【朝湿り】
朝、露などのために、物がしっとりとぬれていること。「—のした街道の土を踏んで」〈藤村・破戒〉
あさ‐つゆ【朝露】
朝、降りている露。消えやすいので、古くは、はかないもの、命などにたとえた。《季 秋》「—や膝より下の小松原/几董」
あさつゆ‐の【朝露の】
[枕] 1 朝露の消えやすく、はかない意から「消(け)」「いのち」「わが身」にかかる。「—消やすき我(あ)が身」〈万・八八五〉 「—いのちは生けり恋は繁けど」〈万・三〇四〇〉 2 露がおく意から...
あさ‐はら【朝腹】
1 朝食前の空腹。「—ノ事ナレバ吐却スレドモ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 早朝。あさっぱら。「なま年よって—から碁の打ちたさうな面(つら)な」〈咄・露がはなし・五〉 3 きわめてたやすい...
あした‐の‐つゆ【朝の露】
朝、草葉に置いた露。はかない人生のたとえに用いる。「—に異ならぬ世を」〈源・夕顔〉