ひくい‐どり【火食鳥/食火鶏】
ヒクイドリ目ヒクイドリ科の鳥の総称。体形はダチョウに似て、頭高約1.8メートル。羽は黒色で、頭は裸出し、首は青色、のどに赤い肉垂れがあり、頭頂に兜(かぶと)状の突起をもつ。翼は退化し、足指は3本...
ひ‐こう【非行】
1 道義にはずれた行為。不正行為。「—をあばく」 2 青少年の、社会の決まりなどにそむく行為。法律違反およびその潜在的可能性をもつ行動。「—に走る」
ひこ‐ぼし【彦星】
鷲(わし)座のα(アルファ)星アルタイルの和名。牽牛(けんぎゅう)星。牛飼い星。犬飼い星。《季 秋》「—のしづまりかへる夕かな/青々」
ひご‐たい【平江帯】
キク科の多年草。草原にまれに生え、高さ約1メートル。葉はアザミに似て羽状に切れ込み、縁にとげがある。8〜10月、濃青色の花を球状につける。近縁のヨーロッパ原産のルリタマアザミは切り花用に栽培される。
ひごん‐あお【比金襖】
1 織り色の名。縦糸は青黒、横糸は黄色のもの。ひごんおう。 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄ばんだ青、裏は二藍(ふたあい)。ひごんおう。
ひ‐ざかり【日盛り】
太陽が盛んに照りつける時。特に、夏の午後の暑い盛り。《季 夏》「—に蝶のふれ合ふ音すなり/青々」
ひ‐そく【秘色】
1 《王家以外の使用を禁じたところから》中国の越州窯で、晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁。花鳥・竜など、優美な文様を施す。秘色青磁。 2 「秘色色(ひそくいろ)」の略。
ひそく‐いろ【秘色色】
1 染め色の名。瑠璃(るり)色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は縦糸が紫、横糸が青で、裏は薄色のもの。
ひた【直】
[語素] 1 ㋐動詞や動詞の連用形名詞の上に付いて、いちずに、ひたすら、の意を表す。「—走る」「—隠し」 ㋑同じ動詞を重ねた句の、上の動詞の上に付き、「ひた…に…する」の形で、もっぱらその行為を...
ひた‐あお【直青】
[名・形動ナリ]一面に青いこと。真っ青なこと。また、そのさま。「随身も皆—なる装束をして」〈今昔・二八・二一〉