れい‐えん【冷炎】
通常の発火の前段階に見られる、低温の青白く弱い炎。炭素数が多い炭化水素やエーテルの酸化反応で生じる、ホルムアルデヒドの励起による放射を指す。
れき【瀝】
[音]レキ(漢) 1 しずくが点々と垂れる。そそぐ。「瀝血」 2 汁をこしてしぼり出す。「披瀝」 3 しずく。「余瀝」 [難読]瀝青(チャン)
れき【鬲】
古代中国で用いられた三足の器。足は中空で、煮炊きに用いた。土器のほか青銅製のものもある。
レモン【檸檬】
梶井基次郎の短編小説。大正14年(1925)、同人誌「青空」の創刊号に発表した処女作。昭和6年(1931)、同名の作品集に収録。→檸檬忌2 俳句雑誌。昭和37年(1962)創刊。多田裕計主宰...
れん‐がい【簾外】
すだれの外。みすの外。「—山青く、白衣の人往来す」〈蘆花・自然と人生〉
レンソイスマラニャンセス‐こくりつこうえん【レンソイスマラニャンセス国立公園】
《Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses》ブラジル北東部、マラニャン州にある国立公園。州都サンルイスの東約160キロメートル、大西洋岸に位置する。レンソイ...
ろう‐かん【琅玕】
1 暗緑色または青碧(せいへき)色の半透明の硬玉。また、美しいもののたとえ。「楼に上(のぼ)れば—の柱、珊瑚の釘隠し」〈露伴・新浦島〉 2 《色が1に似るところから》青々とした美しい竹。「三畝(...
ろう‐がた【蝋型】
鋳金技法の一。中子(なかご)の表面を蜜蝋(みつろう)と松脂(まつやに)を混ぜたもので覆って原型を作り、粘土汁を混ぜた泥を塗って乾燥させ、加熱して蝋を溶かして空洞を作り、鋳型とする。これに溶かした...
ろうはち‐え【臘八会】
釈迦の成道(じょうどう)の日を記念して陰暦12月8日に行われる法会。成道会。《季 冬》「襷(たすき)して走る典座(てんぞ)や—/青畝」
ろう‐ろう【浪浪】
[名]さまよい歩くこと。また、仕える主人のないこと。浪人であること。「—の身」 [形動タリ]水や涙の流れるさま。「青海—として白雲沈々たり」〈海道記〉