手(て)の舞(ま)い足(あし)の踏(ふ)む所(ところ)を知(し)らず
《「礼記」楽記から》 1 非常に喜んで思わず小躍りするさま。有頂天になるようすにいう。「劇的な逆転勝ちに—喜ぶ」 2 あわてふためくさま。「公卿殿上人、内裏へ馳(は)せ参って—」〈保元・下〉
て‐ひど・い【手酷い】
[形][文]てひど・し[ク] 1 手心を加えることなく、非常にきびしい。手きびしい。「—・く批判される」 2 激しい。はなはだしい。「台風で—・い被害を受けた」 [派生]てひどさ[名]
テミスト【Themisto】
木星の第18衛星で、すべての衛星のうち9番目に木星に近い軌道を回る。1975年に発見されたが見失われて、2000年に再発見された。名の由来はギリシャ神話のゼウスの愛人。表面は黒っぽく非常に暗い。...
テレスコープアレイ‐じっけん【テレスコープアレイ実験】
極高エネルギー宇宙線を捉える観測計画。日本・米国・ロシア・韓国・ベルギーの研究機関が参加する国際共同研究チームによる。米国ユタ州に複数台の大気蛍光望遠鏡と格子状に配置したシンチレーション計数管に...
てん‐えん【天淵】
[名・形動]天と淵(ふち)。天地。転じて、非常にかけはなれていること。また、そのさま。「其相違—啻(ただ)ならず」〈福沢・福翁百話〉
てん‐がい【天外】
天のそと。はるかな空のかなた。また、非常に遠い所。「奇想—」「近づき難い点において—の稲妻と一般である」〈漱石・三四郎〉
てんがい‐ちかく【天涯地角】
二つの地が非常に離れていること。また、遠く離れた所。
てん‐ぐ【天狗】
1 深山に住むという妖怪。山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀・金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗や烏天狗などがある。各地に...
てん‐で
[副] 1 (打消しの表現や否定的な意味をもつ語を伴って)まるっきり。まったく。てんから。「—相手にしてくれない」「—やる気がない」「—だめだ」 2 (打消しの表現を伴わないで)非常に。とても。...
天(てん)にも昇(のぼ)る心地(ここち)
非常にうれしい気持ちのたとえ。