クレッシェンド【(イタリア)crescendo】
《「クレシェンド」とも》音楽で、強弱標語の一。だんだん強く、の意。cresc.と略記。または<の記号を用いる。⇔デクレッシェンド。
クロス‐オーバー【cross over】
[名](スル) 1 異なる分野の物事を組み合わせて新しい物事を作り出すこと。「歌舞伎とミュージカルとを—させた作品」 2 ジャズ・ソウル・ロックなど、異なったジャンルの音楽の要素を交ぜて作り出し...
クロマチック【chromatic】
[形動]《「クロマティック」とも》 1 音楽で、半音階的。「—ハープ」 2 色彩的。「—カラー(=有彩色)」
くろ‐みす【黒御簾】
歌舞伎の舞台で、下座音楽を演奏する場所。江戸では文政(1818〜1830)ごろまで上手(かみて)にあり、のち下手(しもて)になった。中の演奏者が客席から見えないように黒いすだれを下げるのでいう。
クロンチョン【(インドネシア)Kroncong】
16世紀に源を発し、アフリカ・アラブの要素を加味したポルトガル音楽の影響下に形成されたインドネシアのポピュラー音楽。元来は、ポルトガル人がインドネシアに持ち込んだウクレレ風小型ギターの名称。
クローバ‐デスク【Clova Desk】
LINE(ライン)社が開発したスマートディスプレー。タッチパネル式ディスプレーと音声アシスタント機能Clova(クローバ)を搭載し、メッセージの表示や読み上げ、ビデオ通話、家電製品の制御、音声指...
クール‐ブリタニア【Cool Britannia】
1990年代、音楽・美術・ファッションなどさまざまなジャンルの英国文化が国内外で人気を集めた現象。ブレア政権により、国家ブランド戦略として推進もされたが、2000年代に入り収束。
グイロ【(スペイン)güiro】
ラテン音楽で使用する体鳴楽器。波形の刻み目をつけたひょうたん形の楽器で、針金や木の棒でこすって数種の摩擦音を出す。ギロ。
グラツィオーソ【(イタリア)grazioso】
音楽で、発想標語の一。「優美に、優雅に」の意。
グランジ‐ロック【grunge rock】
1980年代末に米国シアトルで起こったロック音楽のスタイル。ひずませたギターの音を前面に出した荒々しいサウンド、シンプルな構成と内省的で暗い歌詞に特徴がある。