むかし‐とかげ【昔蜥蜴】
ムカシトカゲ科の爬虫(はちゅう)類。全長約60センチ。中生代に栄えた喙頭(かいとう)類とよぶ一群の、唯一の現存種。背にたてがみ状に突起が並び、頭頂部に退化した第3の目をもつ。ニュージーランド北島...
むけんちょう‐そう【無見頂相】
仏語。仏の三十二相の一。仏の頭頂部にある肉髻(にくけい)。だれも見ることのできないところからいう。無見頂。
む‐さんそ【無酸素】
1 高所登山で、酸素ボンベを使わないこと。「—登頂」 2 酸素を消費しないこと。また、エネルギーの産出方法が酸素によらないこと。「—運動」
むさんそ‐とうちょう【無酸素登頂】
酸素ボンベを使用せずに、高山の頂上に到達すること。 [補説]エベレストでは、イタリアの登山家メスナーらが1978年に初成功。1980年には無酸素単独登頂にも初成功している。
むしき‐かい【無色界】
仏語。三界の一。色界の上にあり、肉体・物質から離脱して、心の働きである受・想・行・識の四蘊(しうん)だけからなる世界。さらに四天に分けられ、その最上の非想非非想天を有頂天ともいう。
むすび‐がみ【結び髪】
女性の髪の結い方で、鬢(びん)や髱(たぼ)を出さず、頭の頂に巻き束ねるようにしたもの。
むずかし・い【難しい】
[形][文]むづか・し[シク]《「むずかる(むつかる)」と同語源。「むつかしい」とも》 1 理解や習得がしにくい。複雑でわかりにくい。難解である。「説明が—・い」「—・い文章」⇔易しい。 2 解...
むつごろう【鯥五郎】
ハゼ科の海水魚。全長約20センチ。目は頭頂部に突き出ていてよく動く。体色は暗緑色で、体側とひれに青色の斑点がある。日本では有明海と八代海に生息。皮膚呼吸もでき、泥上を胸びれではいまわったり、全身...
むなつき‐はっちょう【胸突き八丁】
1 富士登山で頂上までの8丁(約872メートル)のけわしい道。転じて、急斜面の長い坂道。 2 物事を成し遂げる過程で、いちばん苦しい正念場。「交渉は—にさしかかる」
むらさき‐いがい【紫貽貝】
イガイ科の二枚貝。内湾の岩などに足糸(そくし)で付着する。殻長9センチくらい。イガイに似るが、殻頂は丸みを帯びる。ヨーロッパの原産で、日本には昭和初期に船底に付着して渡来。食用。ムール貝。淡菜。