ふういん‐ぼく【封印木】
化石の木生シダ。鱗木(りんぼく)類の一種で、石炭紀からペルム紀にかけて栄えた。高さ約30メートル、枝がなく、頂端に細長い葉を密につけ、その葉の落ちた跡が六角形または菱形で封印に似る。
フェニックス【(ラテン)phoenix】
1 エジプト神話の霊鳥。アラビアの砂漠にすみ、500年に1回、みずから火中に入って焼かれ、その灰の中から若い姿で再生するといわれる。不死鳥。 2 ヤシ科ナツメヤシ属の植物の総称。カナリーヤシ・セ...
ふくさんけい‐かじょ【複散形花序】
散形花序の花軸が頂端で放射状に分岐して、ほぼ同じ長さの花柄に多数の花をつけるもの。ニンジン・ノダケなどにみられる。複散花序。
ふじ‐さん【富士山】
山梨・静岡両県にまたがる円錐状成層火山。日本の最高峰で、標高3776メートル。火口直径は約800メートル。宝永4年(1707)の噴火で中腹に宝永山ができ、その後約300年間噴火していない。山頂に...
ふじ‐つぼ【富士壺】
フジツボ科・イワフジツボ科の甲殻類の総称。海産で、岩や船底などに固着する。殻は石灰質で円錐状をなし、中に体が倒立した状態で収まっている。頂部から蔓(つる)状の六対の脚を伸ばし、プランクトンなどを...
ふじ‐もうで【富士詣で】
1 陰暦6月1日から21日まで(中心は15日)に富士山に登り、頂上の浅間(せんげん)神社に参詣すること。富士参り。《季 夏》「砂走りの夕日となりぬ—/蛇笏」 2 江戸時代、陰暦5月末日・6月1日...
ふたご‐さん【両子山】
大分県北東部、国東(くにさき)半島中央部にある円錐状火山。国東市に属し、同半島の最高峰(標高720メートル)。山頂からの展望がよく、麓には子授けで有名な天台宗の両子寺がある。シカの生息地として知...
ふたご‐やま【二子山】
神奈川県南西部、箱根山の中央火口丘の一。標高1091メートル。トロイデ型(溶岩円頂丘)の二峰からなる。
フッド‐さん【フッド山】
《Mount Hood》米国オレゴン州北部の成層火山。ポートランドの東約80キロメートル、南北に連なるカスケード山脈の中部に位置する。標高3424メートルで同州の最高峰。万年雪を頂く美しい山容か...
ふながた‐やま【船形山】
宮城・山形両県にまたがる山。標高1500メートル。山頂付近に火口湖の鏡ヶ池がある。名の由来は、宮城側から見た山稜が船を伏せた形に似ていることから。山形では御所(ごしょ)山とよばれる。