はんきょう【反響】
日本の政治・文芸評論誌。大正3年(1914)4月、生田長江、森田草平が創刊。大正4年(1915)廃刊。
伊東静雄の第4詩集。昭和22年(1947)11月刊行。伊東の生前に刊行された最後の詩集...
ハンギング‐キャップ【hanging caps】
段落の冒頭を強調するイニシャルキャップの一。大きくした文字を脇にずらして横にはみ出るように配置する。→レーズドキャップ →ドロップキャップ
はん‐けつ【判決】
[名](スル) 1 是非善悪などを判断して決めること。「豈(あに)凡傭(ぼんよう)之(これ)を—すべけん哉(や)」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉 2 訴訟事件に対して、裁判所が法規に基づいて下す最終的...
はん‐こう【半髪/半頭】
1 近世、頭髪を前半分だけそって後ろのほうを残しておくこと。また、その頭。はんこうぞり。 2 近世、幼児の頭髪を両耳の上だけ残してそること。また、その髪形。
はんごん‐そう【反魂草】
キク科の多年草。中部地方以北の深山に自生。高さ1〜2メートル。茎はやや紫色を帯び、葉は羽状に深く裂けている。7〜9月、多数の黄色い頭状花を開く。若芽は食用。
はん‐さく【半作】
1 農作物の収穫量が平年の半分であること。「天頭様が—しか呉れさっしゃらねえのに」〈木下尚江・良人の自白〉 2 《「はんざく」とも》建物などがまだ全部はでき上がっていないこと。また、そのもの。「...
はん‐じ【判じ】
判じること。判断。「文吾の幼い頭にも少しずつ—がつきかかって来た」〈上司・石川五右衛門の生立〉
はん‐すけ【半助】
1 《1円を円助といったところから》50銭のこと。「—でも二枚ありゃあ結構だ」〈鴎外・雁〉 2 (大阪で)ウナギの頭。
はん‐せつ【反切】
ある漢字の字音を示すのに別の漢字2字の音をもってする方法。すなわち、上の字の頭子音(声母)と下の字の頭子音を除いた部分(韻母)とを合わせて1音を構成するもの。例えば、「東」の子音は「徳紅切」で「...
はんだく‐おん【半濁音】
五十音図のハ行の仮名に半濁音符「゜」を付けて表す「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の音節。音声学的には、両唇の無声破裂音pを頭子音にもつ音節。→清音 →濁音 →拗音