なだ・れる【雪崩れる/傾れる/頽れる】
[動ラ下一][文]なだ・る[ラ下二] 1 (雪崩れる)斜面などに降り積もった大量の雪や土砂などが、急激にくずれ落ちる。「去年は大雪だったよ。よく—・れてね」〈康成・雪国〉 2 一度にどっと動く。...
なつ‐ぐみ【夏茱萸/夏胡頽子】
グミ科の落葉小高木。山野に自生。葉は長楕円形で裏面が白い。春、淡黄色の筒状の花が垂れてつき、初夏には赤い実を結び、食べられる。《季 夏》
なわしろ‐ぐみ【苗代茱萸】
グミ科の常緑低木。暖地の山野に自生。枝はとげ状になり、葉は長楕円形で縁が波うつ。秋、白い花が垂れて咲き、実は翌年の田植えのころに赤く熟し、食用となる。はるぐみ。《季 夏 花=春》「小女の—に口染...
はい‐たい【廃退/廃頽】
[名](スル) 1 行われなくなったり、使われなくなったりしてすたれること。「此の—したる古城を眺めて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 道義・気風などが、すたれて衰えること。「徳義の—人情の腐敗」...
はい‐たい【敗頽】
やぶれくずれること。
ひと‐なだれ【人雪崩/人頽れ】
群衆がなだれ落ちること。また、押し合いながらなだれのように一方に動くこと。「—が狭い出口の方へと押合う間(うち)に」〈荷風・すみだ川〉
まつ‐ぐみ【松茱萸/松胡頽子】
オオバヤドリギ科の半寄生性の常緑低木。アカマツ・モミなどの枝に寄生。葉は革質で細く小さい。7月ごろ、深紅色の花をつけ、実は丸く、翌春に赤く熟し、グミに似る。
もろ‐なり【諸成/胡頽子】
グミの古名。〈和名抄〉
やき‐なだれ【焼き頽れ】
⇒なだれ4