エレオノーラディトレドとむすこジョバンニのしょうぞう【エレオノーラ=ディ=トレドと息子ジョバンニの肖像】
《原題、(イタリア)Ritratto di Eleonora di Toledo col figlio Giovanni》ブロンツィーノの絵画。板に油彩。縦115センチ、横96センチ。コジモ1世...
エレホン【Erewhon】
バトラーの小説。1872年刊。架空の国エレホンにかこつけ、当時の英国社会を風刺したユートピア小説。題名は「nowhere(どこにもない場所)」を逆さに綴った造語。
えん‐えき【演繹】
[名](スル) 1 一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。「身近な事象からすべてを—する」 2 与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によっ...
えんかのむし【演歌の虫】
山口洋子の短編小説。演歌に情熱を燃やす音楽ディレクターの姿を描く。同作を表題作とする短編小説集は昭和60年(1985)刊。同年、作品は「老梅」とあわせ第93回直木賞受賞。
えんぎ‐えまき【縁起絵巻】
社寺の造立(ぞうりゅう)や、その祭神・本尊の造像に関する由来・霊験譚(れいげんたん)などの伝承説話を題材として描いた絵巻。縁起絵。
えんぎししゅう【縁起詩集】
カリマコスの詩集「アイティア」の別邦題。
エン‐サガ【(スウェーデン)En saga】
シベリウスの交響詩。1892年作曲。題名は北欧神話の「サーガ」に由来すると考えられている。作曲者自身の指揮によりヘルシンキで初演。別邦題「伝説」。
えん‐しつ【燕室】
《「燕」はくつろぐ意》休息する部屋。休憩室。「某伯爵の—に題す」〈鉄幹・東西南北〉
えん‐しゅう【演習】
[名](スル) 1 慣れるために繰り返し習うこと。練習。「—問題」 2 実戦や非常時を想定して行う訓練。「実弾—」「消防—」 3 大学・大学院などで、教授の指導のもと学生が研究・発表・討議を行う...
エンジェルこうじ【エンジェル小路】
《原題Angel Pavement》プリーストリーの小説。1930年刊。因襲にとらわれたロンドンの商会がペテン師にのっとられるさまをユーモラスに描く。別邦題「天使通り」。