1 一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。「身近な事象からすべてを―する」
2 与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること。「三角形の定理から―する」⇔帰納。
出典:青空文庫
・・・わち文芸上の哲学は、演繹的には小説となり、帰納的には戯曲となる。・・・ 石川啄木「弓町より」
・・・、あるいはまたこれを演繹して未来を知ることを得るとしたりしている・・・ 幸田露伴「魔法修行者」
・・・断片から彼の文化観を演繹するのは早計であろうが、少なくも彼が「石・・・ 寺田寅彦「アインシュタイン」