そ‐しょく【粗食/麁食】
粗末な食事。また、それを食べること。「—に耐える」「粗衣—」
そ‐しょく【素食】
1 肉を使わない野菜だけの料理。また、粗末な食事。「老伯が—をするのは、土地で好い牛肉が得られないからだと」〈鴎外・沈黙の塔〉 2 なんの働きもないのに禄を食(は)むこと。素餐(そさん)。徒食。
たい‐しょく【大食】
[名](スル) 1 普通以上にたくさん食べること。また、その人。おおぐい。「体格のわりには—する」「無芸—」⇔小食。 2 ⇒タージー
たい‐しょく【耐食/耐蝕】
金属・木材などが腐食しにくいこと。「—性」
た‐しょく【多食】
[名](スル)いつもより、またはほかの人よりたくさん食べること。「生野菜を—する」
たん‐し【箪食】
竹の器に入れた飯。
たん‐しょく【貪食】
[名](スル)「どんしょく(貪食)」に同じ。「禿鷲(はげわし)らは…屍骸(しがい)を見つけて—し」〈中勘助・鳥の物語〉
タージー【(ペルシア)Tāzī】
唐・宋時代の中国人がアラビアおよびアラビア人に対して用いた呼称。広くイスラム教徒をよぶのにも用いた。 [補説]「大食」とも書く。
だいよう‐しょく【代用食】
主食、特に米の代わりにする食品。芋類・麺(めん)類など。
だんい‐ほうしょく【暖衣飽食】
暖かい着物を着て、飽きるほど食べること。十分に恵まれた生活をいう。