おいらん‐どうちゅう【花魁道中】
江戸時代、位の高い遊女が馴染み客を迎えに郭内の茶屋の行き帰りや特定の日に美しく着飾って遊郭の中を練り歩いたこと。
お‐なじみ【御馴染み】
「馴染み」の美化語・尊敬語。「—の落語家」「店の改築祝いに—が集まる」
かろ・い【軽い】
[形][文]かろ・し[ク]「かるい」に同じ。「馴染みの家をぐるぐる回って歩いているうちには、背中の荷が段々—・くなって」〈漱石・門〉 「御心のすこし—・くおはします」〈大鏡・兼家〉
かんじょうすえつむはな【閑情末摘花】
人情本。松亭金水作、歌川貞重画。天保10〜12年(1839〜1841)刊。5編15冊。福見屋米次郎と馴染みの遊女清鶴、その妹のお里ほか、二組の恋人たちの愛と葛藤を描く。
ごばんちょうゆうぎりろう【五番町夕霧楼】
水上勉の長編小説。昭和37年(1962)発表。昭和25年(1950)に発生した金閣寺放火事件を題材とする。京都の遊郭に売られた女性と幼馴染みの修行僧の悲恋を叙情的に描いた物語。多数の映像化作品がある。
しんじんるい‐ジュニア【新人類ジュニア】
1980年代後半から1990年代中頃に生まれた世代の総称。1960〜1970年頃に生まれた新人類世代を親に持つことからこのように呼ばれる。幼い頃から携帯電話やインターネットに馴染み、物質的に豊か...
ゼロはちゼロなな【ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。】
辻村深月の長編小説。平成21年(2009)刊。母親殺しの事件をきっかけに、幼馴染みの二人の女性の人生が交錯する様子を描く。
そうよう‐せい【相溶性】
複数の物質を混合した場合、分離せずに混ざり合う性質。特に高分子と可塑剤を混合した場合の馴染みやすさを指す。⇔非相溶性。