くぎさし‐しけん【釘刺(し)試験】
リチウムイオン電池の安全性を評価する試験の一つ。満充電の電池に導体である釘を貫通させ、内部に強制的に短絡状態を起こし、発火や破裂の有無を確認する。
く‐げん【公験】
《「験」は証拠の意》 1 古代、私有地の売買・譲与による所有権の移転を国司・郡司が公認した文書。 2 律令制で、僧尼に与えた身分証明書。
こう‐けん【公験】
⇒くげん(公験)
く‐じ【九字】
1 9個の文字。 2 修験者などが、災害を払う護身のまじないとして唱えた9文字の文句。「臨兵(りんぴょう)闘者皆陣列在前」と呪(じゅ)を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線をかく。中国の道家で行わ...
く‐じゅう【苦汁】
1 にがい汁。 2 つらい経験。「—を飲まされる」
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。
口(くち)なお乳臭(ちちくさ)し
《「漢書」高帝紀から》年が若くて経験の足りないさまをいう言葉。口なお乳臭(にゅうしゅう)。
嘴(くちばし)が黄色(きいろ)・い
《ひな鳥のくちばしが黄色いところから》年が若くて経験の足りないことをあざけっていう言葉。「まだまだ—・くて頼りにならない」
口脇(くちわき)黄(き)ば・む
幼稚で経験が少ないことをあざけっていう言葉。くちばしが黄色い。「さやうに—・みたるぬしたち」〈栄花・さまざまの喜び〉
口脇(くちわき)白(しろ)・し
年が若く経験が浅い。未熟であるさま。「—・き男、ちと出家をなぶり、理屈につめて遊びたやと思ひつつ」〈咄・醒睡笑・一〉