ほね‐お・る【骨折る】
[動ラ五(四)]大いに労をとる。尽力する。骨を折る。「会社の再建に—・る」
ほねかわ【骨皮】
狂言。寺を譲ることにした住持が、後継者の新発意(しんぼち)に檀那あしらいの大事なことを教えるが、うまくいかずに二人で口論となる。古称「骨皮新発意」。
ほねかわ‐すじえもん【骨皮筋右衛門】
骨と皮と筋しかないぐらい非常にやせていることを、人名めかしてからかっていう語。
ほね‐がい【骨貝】
アッキガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすみ、殻高約15センチ。貝殻は卵形で下端が長く伸び、三方向に魚の骨状に細い突起が縦に並ぶ。房総以南の暖海に分布。形の特異さから観賞用にされる。
骨(ほね)が折(お)・れる
労力がいる。困難である。「内容を理解するのに—・れる」
ほね‐がき【骨書(き)】
絵の輪郭をかくこと。また、その線。
骨(ほね)が舎利(しゃり)になっても
たとえ死んでも。どんな苦労があっても。「—、うぬらに夫人を渡さうかいやい」〈伎・商往来〉
ほね‐がらみ【骨絡み】
1 梅毒や結核が全身に及び、骨がうずくようになること。また、その症状。骨うずき。 2 悪い状態から容易に抜け出せないこと。
ほね‐きり【骨切り】
1 骨を切ること。 2 ハモなどの小骨の多い魚に、細かく包丁を入れること。
ほねきり‐ぼうちょう【骨切り包丁】
ハモなどの骨切りをするのに使う包丁。刃にやや厚みがあり、骨と身を押し切ることができる。