てつなぎ‐おに【手繋ぎ鬼】
鬼ごっこの一。初めに一人の鬼を決める。それにつかまった者も鬼となり、元の鬼と手をつないで他の者を追いかける。
て‐の‐した【手の下】
[名・形動ナリ] 1 配下にあること。容易なこと。また、そのさま。「この者どもを—に討つはいかさま鬼神か」〈謡・熊坂〉 2 すぐ近く。眼下。「やれやれ洛中—に見る」〈独吟一日千句〉
テフロクロノロジー【tephrochronology】
火山噴火によって噴出された火山砕屑物を用いて、過去の火山活動の規模や歴史を調べる手法。火山灰や軽石が堆積する順序に基づいて、地質学や考古学の編年に用いられる。日本の場合、約7300年前の鬼界カル...
てんこう【天香】
日本の俳誌。西東三鬼、渡辺白泉、秋元不死男らが中心となり、昭和15年(1940)に創刊。新興俳句運動の総合誌として人気を博したが、新興俳句弾圧事件により編集同人が全員検挙され、3号で廃刊となった。
てんとう‐き【天灯鬼】
奈良興福寺所蔵の鬼の姿の彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。竜灯鬼と一対をなし、左肩と左手で灯籠を支え持つ。国宝。
てんろう【天狼】
日本の俳句雑誌。昭和23年(1948)、西東三鬼、橋本多佳子らが山口誓子を擁立して同人誌として創刊。のち、誓子主宰誌となる。平成6年(1994)3月に誓子が没し、同年6月をもって廃刊。
で‐は【出端】
1 《「でば」とも》外へ出るきっかけ。「跳ね返されて、—を失って、ごうと吼(ほ)えている」〈漱石・坑夫〉 2 《「でば」とも》外出する手段。交通の便。「わざわざこんな—の悪い処へ引込んで」〈荷風...
で‐ばな【出花】
番茶・煎茶(せんちゃ)に湯を注いだばかりの香味のよいもの。「鬼も十八、番茶も—」「—を入れ替えて参りました、さあどうぞ」〈左千夫・春の潮〉
デモーニッシュ【(ドイツ)dämonisch】
[形動]鬼神に取りつかれたようなさま。超自然的な力が感じられるさま。悪魔的。「—で刺激的な画風」
デーモン【demon】
《「デモン」とも》鬼神。悪霊。悪魔。