とう【灯〔燈〕】
[音]トウ(呉)(漢) チン(唐) [訓]ひ あかし ともしび [学習漢字]4年 1 ともしび。あかり。「灯火・灯台・灯明(とうみょう)・灯油/街灯・幻灯・紅灯・消灯・神灯・点灯・電灯・尾灯・万...
とう‐ず【刀途】
三途(さんず)の一。刀剣で強迫される餓鬼道(がきどう)のこと。
とうだい‐き【灯台鬼】
頭に灯台をのせた鬼。遣唐使として唐に渡った軽(かる)の大臣が、皇帝によって額に灯台を打ちつけられ、鬼の姿に変えられたというもの。源平盛衰記に見える。
南条範夫の短編歴史小説。
の説話をモチー...
とう‐ふ【桃符】
中国で、陰暦の元旦に門にかかげる魔除(まよけ)のふだ。桃の木の板に百鬼を食べるという二神の像や吉祥の文字を書いたもの。
と‐こそ
[連語]《格助詞「と」+係助詞「こそ」》 1 「と」の意を強調する。「おいらかに鬼—向ひゐたらめ」〈源・帚木〉 2 (命令形に付いて)命令の意を強調する。→とぞ「いかに罪人、急げ—」〈虎明狂・瓜盗人〉
としとく‐だな【歳徳棚】
正月、歳徳神をまつる棚。その年の恵方に向けてつるし、注連(しめ)飾りをし、鏡餅(かがみもち)などを供える。恵方棚。年棚。《季 新年》「火の数や—のにぎやかさ/鬼貫」
とっこ
人をあざむいて物を取る者。かたり。「我々がものした物の分口(わけくち)取らうとは、…大胆な—め」〈浮・鬼一法眼虎の巻〉
とね‐がわ【利根川】
群馬県北部の大水上山(おおみなかみやま)付近に源を発し、関東平野を貫流して千葉県銚子(ちょうし)で太平洋に注ぐ川。長さ322キロ。流域面積は1万6840平方キロメートルで日本最大。もとは東京湾に...
とば【鳥羽】
京都市の南区上鳥羽・伏見区下鳥羽の地域。院政期に鳥羽山荘が置かれた。幕末の鳥羽伏見の戦いの地。
三重県、志摩半島北東部にある市。もと九鬼(くき)氏の城下町。真珠島・水族館などがある。真珠の養...
とべら【海桐花】
トベラ科の常緑低木。本州以南の海岸に自生。葉は細長い倒卵形、革質でつやがある。雌雄異株。6月ごろ、香りのある花を密につけ、花の色は白から黄色に変わる。実は球形で、熟すと裂け、種子は赤褐色。枝や葉...