かま‐なり【釜鳴り】
釜で湯を沸かしたり、飯を炊いたりするとき、釜がうなるように鳴ること。また、その音。昔は、これで吉凶を占った。
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季...
かみなり‐うお【雷魚】
ハタハタのこと。秋田地方で、漁期の冬によく雷が鳴るところからいう。《季 冬》
から‐ざけ【乾鮭】
サケの腹を裂いてはらわたを取り除き、塩を振らずに陰干しにした食品。《季 冬》「—も敲(たた)けば鳴るぞなむあみだ/一茶」
からん‐ころん
[副] 1 下駄などで固い地面を歩くときの音を表す語。からころ。 2 ドアに取り付けられたチャイム・ベルなどが、開閉時に鳴るときの音を表す語。
かん‐らい【寒雷】
冬に鳴る雷。《季 冬》 [補説]書名別項。→寒雷
がた‐がた
[副](スル) 1 堅い物が触れ合うときに発する、重くて騒々しい感じで響く音を表す語。また、重く大きい物が揺れるさま。「風でガラス戸が—(と)鳴る」「—揺れる旧式のバス」 2 恐ろしさや寒さな...
きか・う【錯ふ】
[動ハ四]語義未詳。きしり合う意か。一説に、食い違う意とも。「柱、桁(けた)、梁(うつばり)、戸、牖(まと)の—・ひ動き鳴る事なく」〈祝詞・大殿祭〉
きし‐きし
[副]堅い物がこすれ合う音や木がきしむ音を表す語。「歩くと廊下が—(と)鳴る」
きしり
[副] 1 物がきしんで鳴る音を表す語。「棚板が—と音を立てる」 2 すきまなく詰まるさま。ぴったり。きっちり。「鬂先(びんさき)のみ—ととりまはしたるを」〈色道大鏡・二〉