うす‐ぐろ・い【薄黒い】
[形][文]うすぐろ・し[ク]少し黒い。ぼんやりと黒みがかっている。「—・い疲れた顔」「—・く汚れた手」
うすべ‐お【護田鳥尾】
薄黒い斑点のあるオジロワシの尾羽。矢羽に用いる。うすびょう。
うば‐たま【烏羽玉】
1 ヒオウギの実。丸くて黒い。ぬばたま。 2 和菓子の名。求肥(ぎゅうひ)であんを包み、白砂糖をまぶしたもの。 3 サボテン科の植物ペヨーテのこと。
うばたま‐の【烏羽玉の】
[枕]烏羽玉1が黒いところから「黒」「闇(やみ)」「夜」「夢」などにかかる。ぬばたまの。むばたまの。「—わが黒髪に年くれて」〈拾遺・雑秋〉
うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴き声が猫に似ている。青森県八戸(はちのへ)海岸の蕪島(かぶしま)、島根県経島(ふ...
う‐や【烏夜】
《烏は黒いところから》やみ夜。
うりはだ‐かえで【瓜膚楓】
ムクロジ科の落葉高木。山地に生え、樹皮は緑色の地に黒い縞(しま)があり、マクワウリの実の色に似る。葉は円形で先が三つないし五つに裂ける。初夏、黄色い花が総状に垂れて咲く。材は柔らかく、楊枝(よう...
うるし‐え【漆絵】
1 漆で描いた絵。単色のものと彩漆絵(いろうるしえ)とがある。玉虫厨子(たまむしのずし)の絵飾りは日本最古の彩漆絵。 2 浮世絵で、簡単な彩色を施した紅絵(べにえ)の髪や帯など黒い部分に、にかわ...
うるみ【潤み】
1 湿りけを帯びること。また、その湿りけ。「—をたたえた黒い目」 2 しっとりとした趣。うるおい。「幾つも並んだ窓から—もない明りが射していた」〈近松秋江・青草〉 3 濁ったり、色が不鮮明になっ...
うるみ‐いろ【潤み色】
深みのある黒みがかった色。青黒い色。