はなはな‐あそび【鼻鼻遊び】
子供の遊びの一。二人が向かい合い、互いに鼻の頭に指を置き、一人が「鼻、鼻、耳」と言って耳をさすと、他の一人は口や目をさし、相手と同じ場所をさすと負けになる。
はな‐ばしら【鼻柱】
1 鼻の左右の穴を隔てている部分。鼻中隔。 2 鼻を隆起させている軟骨。また、鼻の隆起。鼻梁(びりょう)。鼻筋。 3 「はなっぱしら」に同じ。「—を折る」
はな‐ひしゃげ【鼻拉げ】
鼻がつぶれたように低いこと。はなひしげ。
はな‐ふき【鼻拭き】
鼻をかむのに使う小さい布。
はな‐ぶえ【鼻笛】
1 鼻で息を吹き込んで鳴らす笛。フィリピンのトガリなど。 2 口を閉じて鼻から声を出すこと。→鼻笛を吹く 3 呼ぶ子の笛。「腰より—取り出だし、吹かんとするを」〈浄・栬狩剣本地〉
鼻笛(はなぶえ)を吹(ふ)・く
1 口を閉じ、声を鼻に抜いて歌う。「—・いて吟ずることか」〈中華若木詩抄・上〉 2 得意になる。「諸人勇みて—・きけるに」〈浮・胸算用・三〉
はな‐へん【鼻偏】
漢字の偏の一。「鼾(かん)」「齁(こう)」などの「(鼻)」の称。
はな‐ぺちゃ【鼻ぺちゃ】
[名・形動]鼻のひどく低いこと。また、そのさま。「—な(の)顔」
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
1 鼻筋が曲がっていること。 2 つむじまがり。へそまがり。 3 生殖期になり、吻(ふん)の部分が突き出て曲がった雄のサケ。
はな‐まじろき【鼻まじろき】
鼻をぴくっと動かすこと。表面では従ったふりをしながら心では承服していないようす。「時に従ふ世人(よひと)の、下には—をしつつ、追従し」〈源・少女〉