りゅう‐けつ【竜穴】
1 竜が住むという洞穴。室生寺の東にある室生竜穴神社の奥社にある。 2 風水で、竜脈に沿って山脈を流れる気が集中する場所。繁栄をもたらす吉祥の地とされ、都市・寺社・家屋などが建設された。
りゅう‐けつ【竜闕】
宮城の門。転じて、宮城。皇居。りょうけつ。
りゅうけつ‐じゅ【竜血樹】
ドラセナの別名。また、その一種。常緑高木で、高さ約20メートルになる。上部で分枝し、大形の剣状の葉を密生。樹齢が長い。カナリア諸島の原産。
りゅう‐げ【竜華】
1 「竜華三会(さんえ)」の略。 2 「竜華樹」の略。
りゅうげ‐え【竜華会】
1 滋賀県大津の園城寺(おんじょうじ)で、弥勒菩薩(みろくぼさつ)を本尊として修する法会。 2 灌仏会(かんぶつえ)の異称。 3 「竜華三会(さんえ)」に同じ。
りゅうげ‐さんえ【竜華三会】
《連声(れんじょう)で「りゅうげさんね」とも》釈迦の入滅後56億7000万年ののち、弥勒菩薩がこの世に出て、竜華樹の下で悟りを開き、人々を救済するために説法するという3回にわたる法座。竜華会。弥...
りゅうげ‐じ【竜華寺】
静岡県静岡市にある日蓮宗の寺。山号は観富山。寛文10年(1670)日近(にちごん)が創建。境内に高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の墓がある。
りゅうげ‐じゅ【竜華樹】
弥勒菩薩がその下で竜華三会を開くとされる木。枝は竜が百宝を吐くように百宝の花を開くという。
りゅう‐こ【竜虎】
竜と虎(とら)。転じて、力量に優劣をつけがたい二人の英雄や豪傑。りょうこ。
りょう‐こ【竜虎】
⇒りゅうこ(竜虎)