かい‐がん【開龕】
《「龕」は厨子(ずし)のこと》厨子を開いて中の仏像を拝ませること。開帳。
がん【龕】
1 石窟や家屋の壁面に、仏像・仏具を納めるために設けたくぼみ。また、仏壇・厨子(ずし)にもいう。仏龕(ぶつがん)。 2 遺体を納める棺(かん)や輿(こし)。ひつぎ。
き‐がん【起龕】
禅宗で、葬儀のとき、棺を墓所へ送り出すこと。
けい‐がん【啓龕】
厨子(ずし)を開いて中の仏像を拝ませること。開帳。《季 春》
さ‐がん【鎖龕】
1 葬式の際、遺体を納めた棺のふたをすること。 2 厨子(ずし)の戸を閉めること。
せき‐がん【石龕】
石の塔。五輪塔・多宝塔の類。
ぶつ‐がん【仏龕】
仏像・位牌(いはい)などを安置しておく厨子(ずし)。
へき‐がん【壁龕】
⇒ニッチ1