いちじゅう‐さいじゅう【一入再入】
布を染料に何度もつけて染めること。また、染めた色の濃いこと。いちじゅさいじゅ。「その恩の深きことを案ずれば、—の紅(くれなゐ)にも過ぎたらん」〈平家・二〉
いちじゅう‐さんさい【一汁三菜】
日本料理の献立の一。汁一品に膾(なます)・平皿(ひらざら)・焼き物の三品を添えたもの。
いちじゅうでん‐そうこうきょり【一充電走行距離】
電気自動車(BEV)で、満充電の状態から連続走行可能な距離。走行状態によって変わるため、一般にWLTCモードの測定方法の値を用いる。航続距離。走行可能距離。
一樹(いちじゅ)の陰(かげ)一河(いちが)の流(なが)れも他生(たしょう)の縁(えん)
「一河(いちが)の流れを汲(く)むも他生の縁」に同じ。
いち‐じゅん【一巡/一順】
[名](スル) 1 一回りすること。ひとめぐりすること。「市内の名所を—する」「打者—の猛攻」 2 連歌や俳諧で、会席に連なった人々が発句(ほっく)以下順次に1句ずつ付けてひとわたり済むこと。
いち‐じゅん【一旬】
10日間。旬日。いつじゅん。
いち‐じょ【一助】
わずかばかりの助け。少しの足し。「家計の—とする」「理解の—とする」
いち‐じょ【一女】
1 一人の娘。「一男—」 2 いちばん上の娘。長女。
いち‐じょう【一乗】
《唯一の乗り物の意》仏語。仏の真実の教えは絶対平等であり、それによってすべての人が成仏できると説く教法。教法を悟りの彼岸に運ぶ乗り物にたとえた語。法華経を中心に置く天台宗で特に強調。一仏乗。
いち‐じょう【一場】
1 一つの場。一つの場面。一席。「—の喜劇」 2 その場限りのこと。わずかの間。「栄華は—の夢と化した」