さん‐かいだん【三戒壇】
奈良時代、勅命によって設けられた3か所の戒壇。大和の東大寺、下野(しもつけ)の薬師寺、筑前の観世音寺のもの。
さんかい‐め【三会目】
客が同じ遊女と会って三度目のこと。初会・裏に対していう。このとき客は祝儀を与える風習があり、客と遊女とのへだたりがとれ、以後「なじみ」と呼ばれる。
さん‐かく【三覚】
仏語。仏の悟りの三相。自ら悟る自覚、他を悟らせる覚他、悟りの働きが完成している覚行円満の三段階がある。
さん‐かく【三角】
1 三つの角(かど)があること。また、その形。三角形。 2 「三角法」「三角関数」などの略。
さん‐かく【三革】
1 革で作る3種の武具、甲(かぶと)・冑(よろい)・盾のこと。 2 《「革」は、あらたまるの意》陰陽道(おんようどう)で、革令(甲子の年)・革運(戊辰の年)・革命(辛酉の年)のこと。これらの年に...
さんかく‐い【三角藺】
カヤツリグサ科の多年草。高さ50〜90センチ。茎は三角柱。葉は鞘(さや)状となり、茎を包む。夏から秋、茎の先に放射状に小花をつける。
さんかく‐か【三角架】
化学実験で、蒸発皿などを載せ、ガスバーナーやアルコールランプで加熱する際に用いる台。炎が直に触れるため、ふつうビーカーやフラスコの保持には使われない。
さんかく‐かん【三角缶】
三角形の缶。特に、昆虫採集で、三角紙を収納するための容器。
さんかく‐かんけい【三角関係】
三人の間の複雑な恋愛関係。
さんかく‐かんすう【三角関数】
座標の原点Oを中心とする単位円(半径r=1)と、角θ(シータ)が定める動径との交点をP(x,y)とするとき、角θについて、xとyとで表される関数の総称。サイン(正弦関数)・コサイン(余弦関数)・...