ろく‐とう【六盗】
⇒六賊(ろくぞく)
ろく‐ど【六度】
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」に同じ。
りく‐どう【六道】
⇒ろくどう(六道)
ろく‐どう【六道】
仏語。衆生がその業(ごう)によっておもむく六種の世界。生死を繰り返す迷いの世界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。六趣(ろくしゅ)。六界(ろっかい)。
ろくどう‐え【六道絵】
六道のありさまを描いた浄土教の絵画。地獄草紙・餓鬼草紙などもその一種。
ろくどう‐ししょう【六道四生】
仏語。六道における、胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四種の生まれ方。
ろくどう‐せん【六道銭】
死者を葬るとき、棺の中に入れる6文の銭。三途(さんず)の川の渡し銭、または冥界の旅費にするといわれる。
ろくどう‐のうげ【六道能化】
仏語。六道の巷(ちまた)に現れて、衆生を教化し救う地蔵菩薩のこと。
ろくどう‐の‐ちまた【六道の巷】
六道へ通じる道の分岐点。また、六道の迷いの世界。六道の辻。
ろくどう‐の‐つじ【六道の辻】
六道へ通じる道の分かれ道。六道の巷(ちまた)。 [補説]地名別項。→六道の辻