ダルゴムイシスキー【Aleksandr Sergeevich Dargomïzhskiy】
[1813〜1869]ロシアの作曲家。ロシア国民楽派の一人。ロシア語の抑揚を生かした朗唱様式を完成し、ムソルグスキーらに大きな影響を与えた。歌劇「ルサルカ」「石像の客」など。
ダンテけんきゅうじょせつ【ダンテ研究序説】
《原題An Introduction to the Study of Dante》シモンズによる評論。1872年刊行。
チェーホフ【Anton Pavlovich Chekhov】
[1860〜1904]ロシアの小説家・劇作家。さりげない出来事のうちに、日常性のなかで俗物化していく人間への批判と人生の意味への問いかけをこめ、風刺とユーモアに富む文体で描いた。小説「退屈な話」...
チッコリーニ【Aldo Ciccolini】
[1925〜2015]フランスのピアニスト。イタリア出身で、ナポリ音楽院に学ぶ。サティやドビュッシーなどフランス近代音楽を得意とした。
チボーデ【Albert Thibaudet】
[1874〜1936]フランスの批評家。文学現象を創造的持続として把握する新しい批評方法を確立。著「マラルメの詩」「ポール=バレリー」「フランス文学史」など。
チムールひろば【チムール広場】
《Amir Temur xiyoboni》ウズベキスタンの首都タシケントの新市街にある広場。チムール帝国の創始者チムールの像が立っている。また、この広場を中心に放射状に大通りが延びる。ティムール広場。
チャイナタウンからのはがき【チャイナタウンからの葉書】
《A Postcard from Chinatown》米国の詩人・小説家、リチャード=ブローティガンによる詩。1969年刊行の詩集「ピル対スプリングヒル鉱山事故」に収録。
チャヤーノフ【Aleksandr Vasil'evich Chayanov】
[1888〜1939ころ]ソ連の農業経済学者。協同組合主義者で、小農主義理論を展開したが、反革命の罪で逮捕・処刑された。著「小農経済の原理」「農民ユートピア国旅行記」。
ちゅうごくのふしぎなやくにん【中国の不思議な役人】
《原題、(ハンガリー)A csodálatos mandarin》バルトークのパントマイムのための舞台音楽。全1幕。1926年初演。上海を舞台に不死の役人が少女との愛に目覚めて死に至るまでを描い...
ちゅうしょう‐ひょうげんしゅぎ【抽象表現主義】
《abstract expressionism》第二次大戦後、米国で興ったアクションペインティングをはじめとする非幾何学的な抽象絵画の総称。広くは欧州で興った同傾向のアンフォルメルなどを含む。