コレシストキニン‐パンクレオザイミン【cholecystokinin-pancreozymin】
十二指腸の粘膜の細胞から分泌されるホルモン。消化酵素に富む膵液(すいえき)の分泌を促し、また胆嚢(たんのう)を収縮させるので、胆汁の排出が促進される。胆嚢の機能検査に利用。コレシストキニンとパン...
コレステリック【cholesteric】
液晶で、分子配列が螺旋(らせん)状になったもの。螺旋回転のピッチの変化に伴い色が変わるので、温度センサーに利用。
コレステリック‐じょうたい【コレステリック状態】
《cholesteric state》液晶の状態の一種。分子の方向が、右旋回または左旋回しながら長軸方向にそろっている状態。→スメクチック状態 →ネマチック状態
コレステリン【cholesterin】
⇒コレステロール
コレステロール【cholesterol】
動物性ステロールの代表的なもの。細胞膜の構成成分で、主に肝臓で生合成される。副腎(ふくじん)皮質ホルモン・ビタミンD・胆汁酸などの材料となる。血管壁に多量に沈着すると動脈硬化の要因となる。コレス...
コレステロールエステル‐てんそうたんぱく‐けっそんしょう【コレステロールエステル転送蛋白欠損症】
《cholesterol ester transfer protein deficiency》動脈硬化の発症・進行を予防するHDL(善玉)コレステロールを処理する酵素が欠乏している状態。この結果...
コレラ【(オランダ)・(英)cholera】
コレラ菌が経口的に摂取されて感染し、激しい下痢と嘔吐(おうと)を起こす感染症。アジア型コレラと、エルトール型コレラとの2型がある。感染症予防法の3類感染症の一。虎疫(こえき)。コロリ。《季 夏》...
コロス【(ギリシャ)choros】
古代ギリシャ劇の合唱隊。劇の状況を説明するなど、進行上大きな役割を果たす。
コロワルシャトー‐じょう【コロワルシャトー城】
《Château de Corroy-le-Château》ベルギー中南部、ナミュール州、ディナンの近郊にある城。アルデンヌ地方の古城の一つ。13世紀の建造当時の円塔や濠(ほり)をはじめ、中世の...
コンドライト【chondrite】
石質隕石のうち、コンドリュールとよばれる直径1ミリメートル程度の球状の粒を含むもの。発見された隕石の約85パーセントはこれに相当する。球顆(きゅうか)隕石。球粒隕石。