ナノコンポジット【nanocomposite】
《コンポジットは複合物の意》ナノメートル(10億分の1メートル)規模の微少な物質を混合することで従来にない特性をもつ複合材料。強度の向上、光学的また電磁的特性をもつなど。
ナノシム‐カード【nano SIMカード】
《nano SIM card》12.3×8.8ミリメートルのSIMカード。micro SIMカードを小型化したもので、日本では平成24年(2012)ごろから普及した。
ナノ‐シリカ【nano silica】
数十〜数百ナノメートル(10億分の1メートル)程度の大きさの二酸化ケイ素の微粒子。表面積が大きく、紫外線や可視光線に対する反射能力が高いため、塗料や樹脂に混入して表面処理に用いられる。また、中空...
ナノ‐ジャスミン【Nano-JASMINE】
令和4年(2022)頃からの運用を目指していた位置天文観測衛星。日本の国立天文台・東京大学が進めている位置天文衛星計画JASMINEの技術検証を目的として開発。太陽同期軌道をとり、星間物質の吸収...
ナノスーツ【NanoSuit】
生物の体表に生体適合性をもつ界面活性剤を塗布し、プラズマ重合させた薄膜。平成25年(2013)、針山孝彦らが発明。高真空下で電子顕微鏡を使用する際、化学処理や乾燥処理を伴わず、生物試料をほぼ生き...
ナノ‐セコンド【nano second】
⇒ナノ秒
ナノセル【nanocell】
移動体通信機器や無線LAN端末の通信エリアの大きさを表す語の一。基地局の半径数十メートル以内で、きわめて狭い。→フェムトセル
ナノセルロース【nanocellulose】
セルロースナノファイバー、またはこれを結晶化したセルロースナノクリスタルなど、ナノ構造のセルロースの総称。
ナノダイヤモンド【nanodiamond】
直径数ナノメートル程度の粒子状のダイヤモンド。工業的には人工ダイヤモンドを爆轟(ばくごう)による高温高圧環境に置くことで得られる。研磨剤、潤滑剤、耐熱性や耐放射線性を強化する添加剤として用いられ...
ナノチューブ【nanotube】
直径が10億分の1メートル程度(ナノメートル程度)の管状の物質の総称。代表的なナノチューブとして、炭素原子が六角形の格子状に並んだ表面構造をとるカーボンナノチューブが知られ、単にナノチューブとい...