からり

の解説

［副］

1. １ 引き戸などをすばやく開ける音を表す語。「格子戸を—と開ける」

1. ２ 堅い物が触れ合って立てる軽い音を表す語。「鉛筆が—と転がる」

1. ３ 明るく、広々としているさま。「雲一つなく—と晴れた空」

1. ４ 湿り気がなくて、気持ちのいいさま。「てんぷらを—と揚げる」「洗濯物が—と乾く」

1. ５ 性格が明朗で、さっぱりしているさま。「—とした人柄」

1. ６ 記憶やこだわりの気持ちがすっかりなくなってしまうさま。「約束を—と忘れてしまう」

1. ７ 事態が一変するさま。

   1. 「池の端の行き違いより—と変わりし源太が腹の底」〈露伴・五重塔〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。