む【霧】
[常用漢字] [音]ム(呉) [訓]きり 〈ム〉 1 きり。「霧笛・霧氷/雲霧・煙霧・水霧・夕霧(せきむ)・濃霧・五里霧中」 2 きりのように集まり、または消えるさま。「霧集/雲散霧消」 3 ...
かみきり‐むし【天牛/髪切虫】
甲虫目カミキリムシ科の昆虫の総称。体は細く、長い触角をもち、大あごが頑丈で鋭い。幼虫は鉄砲虫とよばれ、樹木の材部に食い入る。種類が多く、日本でも約700種が知られる。シロスジカミキリ・キクスイカ...
よし‐きり【葦切/葭切/葦雀】
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属の一群の鳥。日本ではオオヨシキリとコヨシキリが夏にみられ、葦原でギョギョシと鳴く。行々子(ぎょうぎょうし)。よしわらすずめ。《季 夏》「—や葛飾(かつしか)ひろき北み...
きり【切り/限り】
[名] 1 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」 2 (多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」 3 (限り)商品の先物...
しんやくせいしょ【新約聖書】
《新約は神がイエス=キリストをもって新たに人類に与えた契約の意》キリスト教の聖典である聖書のうち、キリスト誕生後の神の啓示を記したもの。イエス=キリストの生涯と言行を記した福音書、弟子たちの伝道...
かまきり‐もどき【擬蟷螂】
脈翅(みゃくし)目カマキリモドキ科の昆虫の総称。カマキリに似るが、体長1〜2センチ。多くは黄褐色で、透明な翅(はね)をもつ。前脚が鎌状をし、小虫を捕らえる。ヒメカマキリモドキ・キカマキリモドキなど。
かっき‐と
[副] 1 矢を放つときの音を表す語。「きりきりきりと引きしぼり、しばし固めて—放し」〈浄・百合若大臣〉 2 確かなさま。かっきり。「—身共はさやうに存ずるほどに」〈虎明狂・筑紫の奥〉
かま‐きり【蟷螂/螳螂/鎌切】
1 直翅(ちょくし)目カマキリ科の昆虫の総称。体長7〜8センチのカマキリやオオカマキリ・コカマキリなど。体は細長く、緑色または褐色。前脚は鎌状に曲がり、他の小昆虫を捕獲する。頭は三角形で、左右に...
せんぷく‐キリシタン【潜伏キリシタン】
江戸幕府の禁教下におけるキリスト教信者。全国に禁令の出された慶長19年(1614)から禁令が撤廃された明治6年(1873)ごろまで、表向きは仏教徒を装いながら、ひそかにキリスト教の信仰を続けた人...
かくれ‐キリシタン【隠れキリシタン】
明治以降、潜伏キリシタンの信仰形態を継続した者。江戸幕府の禁教令が解かれた後もカトリックに復帰せず、潜伏期に独自に発達した文化を維持する人々をさす。また広く、潜伏キリシタンを含めていうこともある...