まつ【沫】
[人名用漢字] [音]マツ(呉) [訓]あわ 1 飛び散る水の粒。しぶき。「飛沫(ひまつ)」 2 水のあわ。「水沫(すいまつ)・泡沫(ほうまつ)」 [難読]沫雪(あわゆき)・泡沫(うたかた)・飛...
あみだ‐がさ【阿弥陀笠】
笠の前を上げて、あみだかぶりにかぶること。「後しぶきに降る雨は、かたげて急ぐ—」〈浄・冥途の飛脚〉
よ‐まつ【余沫】
とびちるしぶき。飛沫。
スプラッシュ【splash】
1 泥や水をはね散らすこと。 2 ボート競技で、オールの操作に失敗して水しぶきをあげること。
すい‐まつ【水沫】
1 水のあわ。水泡。 2 水しぶき。飛沫(ひまつ)。
ちょうじょう‐たい【潮上帯】
海岸の、高潮線より上の部分。常時、直接海水に浸らないが、波しぶきを浴びる。乾燥と潮風に強い生物が生息する。飛沫帯(ひまつたい)。
しぶき‐ごおり【繁吹き氷】
強風で飛ばされた波しぶきが、湖畔や河畔の樹木・岩などに付着して凍ったもの。猪苗代湖などで冬の風物詩とされる。
つわ‐ぶき【橐吾/橐/石蕗】
キク科の多年草。海岸近くに自生。長い柄のある葉が束生し、葉は腎臓形で厚く、上面は光沢がある。10月ごろ、花茎が約60センチ伸び、黄色の頭状花が多数咲く。葉柄を食用にし、葉・葉柄を民間療法で打撲・...
しぶ・く【繁吹く/重吹く】
[動カ五(四)] 1 雨まじりの風が吹きつける。また、激しい雨が吹きつけるように降る。「—・いてあたりがかすむ」 2 しぶきが飛び散る。「血が—・く」
しとみ【蔀】
1 平安時代から住宅や社寺建築において使われた、格子を取り付けた板戸。上部に蝶番(ちょうつがい)をつけ、外または内側に水平に釣り上げて開ける。しとみど。 2 和船の舷側に立てて波しぶきや日光など...