いい‐いだ・す【言ひ出だす】
[動サ四] 1 内から外にいる人に向かって言葉をかける。「中より、…中なる人だに静心(しづごころ)なくはべるを、と—・したれば」〈かげろふ・下〉 2 口に出して言う。いいだす。「なまひがひがしき...
いき‐の‐まつばら【生の松原】
福岡市西区姪浜の海岸。白砂青松の景勝地。元寇防塁跡がある。神功皇后が新羅遠征の折に松を植えたという。和歌などでは「行き」「生き」にかけて用いる。[歌枕]「都へと—いきかへり君が千年(ちとせ)にあ...
えい‐じつ【永日】
1 日中がながく感じられる春の日。春の日なが。永き日。《季 春》 2 《いずれ日ながの折にゆっくり会おうの意から》別れのあいさつや手紙の結びに用いる語。「—、—と暇乞(いとまご)ひして帰りけり」...
かしきんぎょう‐ほう【貸(し)金業法】
貸金業規制法(貸金業の規制等に関する法律)の新名称。平成19年(2007)の改正の折に名称を変更。昭和58年(1983)、貸金業を届出制から登録制に変更、貸金業の適正な運営と貸金需用者の利益の保...
ぐん‐ちゅう【軍忠】
いくさの折に示す忠節。軍功。
さいし‐て【際して】
[連語]《動詞「さい(際)する」の連用形+接続助詞「て」》ある行為、事態にあたって。…の折に。「ご注文に—のご注意」→際する
じんちゅう‐みまい【陣中見舞(い)】
1 戦闘中の将兵の労苦をねぎらうこと。また、その折に持参する金品。 2 多忙な状況にある人などを見舞い、激励すること。また、そのときの贈り物。「選挙事務所へ—に行く」
せい‐ゆう【清遊】
[名](スル) 1 世俗を離れて風流な遊びをすること。また、その遊び。「山野に—する」 2 多く手紙文で、相手を敬ってその遊びや旅行をいう語。「当地へ御—の折にはお立ち寄り下さい」
ついで【序で】
《動詞「つい(序)でる」の連用形から》 1 あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会。「—があったら届けてください」「—の折に立ち寄る」 2 順序。次第。「前途の空想、などを—...
に‐の‐おり【二の折】
連歌・俳諧で、百韻一巻を書くときの懐紙の2枚目の一折。裏表にそれぞれ14句を記す。歌仙では名残の折にあたる。