べっ‐こう【別項】
別の条項。別の項目。「細目については—に記載する」
べっ‐こう【鼈甲】
1 海ガメの一種タイマイの甲を加工して作った装飾品の材料。半透明で、黒と黄のまだらの模様がある。櫛(くし)・ブローチなどの細工物に用いる。江戸時代、タイマイの甲の使用が禁止されたことから、名をス...
べっこう‐あめ【鼈甲飴】
黒砂糖や赤ざらめなどを煮て溶かし、型に流して固めた飴。色が鼈甲に似る。
べっこう‐いろ【鼈甲色】
鼈甲1のような色。やや黒みを帯びた黄色や透明な黄褐色など。
べっこう‐づけ【鼈甲漬(け)】
野菜や魚肉を、醤油・みりんなどを混ぜた汁に漬けたもの。色が鼈甲(べっこう)に似ることから。
べっこう‐とんぼ【鼈甲蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体長4センチくらい。体色は、羽化後は黄褐色、ついでオリーブ色に変じ、老熟すると茶褐色になる。4枚の翅(はね)のそれぞれ3か所にべっこう色の紋がある。低湿地の池沼にすむ。第二次大戦...
べっこう‐ばえ【鼈甲蠅】
双翅(そうし)目ベッコウバエ科の昆虫。体長2センチくらいで、全体に黄褐色。翅(はね)に数個の黒褐色の紋がある。森林にすみ、樹液や糞(ふん)などに集まる。
べっこう‐ばち【鼈甲蜂】
1 膜翅(まくし)目ベッコウバチ科の昆虫。体長約2.5センチ、体は黒色で頭と胸に黄褐色の紋があり、翅は黄褐色。雌はコガネグモなどを狩る。 2 膜翅目ベッコウバチ科の昆虫の総称。体は黒色に赤褐色や...