いんいん‐めつめつ【陰陰滅滅】
[ト・タル][文][形動タリ]暗く陰気で、気分がめいるさま。「—たる鐘の音」
め・る【減る】
[動ラ四] 1 へる。少なくなる。「地ガ—・ッタ」〈日葡〉 2 衰える。弱る。めいる。「過言申す者は必ず奢り易く—・り易し」〈甲陽軍鑑・三〇〉
くす‐だま【薬玉】
1 種々の香料を詰めた錦(にしき)の袋に薬草や造花をつけ、長い5色の糸を垂らした飾り物。不浄を払い、邪気を避けるものとして、端午の節句に柱などに飾った。中国の風習が輸入されたもの。くすりの玉。続...
くさり【腐り】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が早い」 2 気がめいること。嫌けがさすこと。「退屈過ぎて気の—、一日に一年(ひとつ)ずつ齢取るようなり」〈紅葉・不言不語〉 [接頭]名詞に付いて...
くされ【腐れ】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が出る」 2 気持ちがめいること。「気の—」 3 月経。「藪入りは—を抜いて願ふなり」〈柳多留・四〉 [感]《もしこれが偽りなら口が腐ってもよいの...
気(き)が尽(つ)・きる
1 気がめいる。退屈する。「小夜中のおしらべごと、嘸(さぞ)かしお—・きるであろ」〈逍遥・桐一葉〉 2 気力がなくなる。「これ程—・きては、頓(やが)て死ぬるに間はない」〈浮・織留・一〉
こず・む【偏む】
[動マ五(四)] 1 筋肉がかたくなる。凝る。「首筋が—・む」 2 心が重くなる。気がめいる。「墓まいりって奴は…一人や二人だとわるく料簡が—・んでいけねえ」〈万太郎・春泥〉 3 競馬で、肩の筋...
おもい‐しお・る【思ひ萎る】
[動ラ下二]気がめいる。しょげる。「むげに—・れて心細かりければ」〈源・帚木〉
ごし‐せつ【五糸節】
《この日に、5色の糸で作った長命縷(ちょうめいる)をひじにかけるところから》5月5日の節句の異称。
さえ◦ない【冴えない】
[連語]《動詞「さえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ぱっとせず、面白みに欠ける。また、満足できない。気がめいる。「—◦ない生活」「表情が—◦ない」→冴える7