インフルエンザウイルス【influenza virus】
インフルエンザを起こすウイルス。A型・B型・C型の3種類に大別される。A型とB型は伝播力が強く、大きな流行を起こすことがある。A型ウイルスは、ウイルスの表面に突出するヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という二つの糖たんぱく質の種類が多様で、その組み合わせによって、H1N1などの亜型に分類される。変異を起こしやすく、人が免疫をもたない新型のウイルスが発生すると世界的な大流行(パンデミック)の原因となる。B型のHA、NA血清型は各1種類。 [補説]感染が呼吸器にとどまる弱毒性のものと、全身に広がる強毒性のものがある。人が感染するAソ連型(H1N1亜型)・A香港型(H3N2亜型)などの季節性インフルエンザや2009年に発生した新型インフルエンザ(H1N1A型)は弱毒性。鳥インフルエンザには弱毒性のもの(H7N2型など)と強毒性のもの(H5N1型など)がある。
インフルエンザきんビーがた【インフルエンザ菌b型】
⇒ヒブ(Hib)
インフルエンザのうしょう【インフルエンザ脳症】
インフルエンザをきっかけとして脳にむくみが生じる病気。6歳以下の幼児に多い。発熱に続き、痙攣 (けいれん) ・意識障害・異常行動などの症状がみられる。致死性があり、治癒しても後遺症が残ることもある。インフルエンザ脳炎。
出典:gooニュース
<診察室から>インフルエンザ予防 歯周病との関連性
100年前、世界的に猛威を振るい、死亡率も高く、日本でも流行したH1N1型インフルエンザ・別名スペイン風邪。罹患(りかん)した米国人と英国人260人に米国歯科医師会研究所が検査したところ、なんと歯科感染症のあった群はインフルエンザ重篤者が72%に達し、反対に歯科感染症のない群は32%と低かったそうです。
県が警報解除も インフルエンザに注意
県によりますと今月23日までの1週間に56の定点医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は485人で、定点あたり8・66人と警報の基準値である10人を下回ったことから県は全域に出していた警報を解除しました。 県が警戒を呼びかけていたのは2025年1月14日から1カ月半ほど。警報は解除されたものの県内では夏場に感染が流行したこともあるため油断はできません。
インフルエンザ2.13人 新型コロナ3.49人 1医療機関あたり患者 香川
香川県は28日、定点把握に基づく直近1週間(2月17日~2月23日)のインフルエンザの感染状況を発表しました。 県が指定する47の医療機関から報告があった感染者数は、1医療機関あたり2.13人(前週3.45人)でした。 一方、新型コロナウイルスの感染者数(2月17日~2月23日・定点把握)は1医療機関あたり3.49人(前週4.66人)でした。
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