きり【切り/限り】
[名] 1 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」 2 (多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」 3 (限り)商品の先物...
きり【桐】
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、...
きり【錐】
1 板材などに穴をあける工具。三つ目錐・四つ目錐・壺錐(つぼぎり)などがある。 2 弓を射て、前の矢の当たった的の穴に、後の矢が当たること。
きり【霧】
《動詞「き(霧)る」の連用形から》 1 地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(...
き‐り【肌理】
1 皮膚のきめ。 2 木目(もくめ)。
き‐り【奇利】
思いがけない利益。「—を博する」
き‐り【棋理】
囲碁・将棋の理論。
きり【霧】
河井酔茗の詩集。明治43年(1910)刊。それまでの定型詩から口語自由詩へと型を変えた記念碑的作品。 《原題、(スペイン)Niebla》ウナムーノの小説。1914年刊。「ニボーラ」という新語...
キリ
《(ポルトガル)cruz(十字架)から》 1 10の意。 2 最後。また、最低のもの。「ピンから—まで」⇔ピン。 3 天正カルタ4種48枚のうち、各種の12枚目。
きり
[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。 1 動作や事物に付いて、その範囲を限定する意を表す。 ㋐だけ。かぎり。「ひとり—...