出典:gooニュース
ベネズエラ大統領選 反政府側が見せた「奇跡的」な戦略を解説
南米ベネズエラ大統領選は7月末、独裁色を強める反米左派マドゥロ大統領の「当選」を選挙管理委員会が発表した。ベネズエラ大統領選の結果と今後について坂口安紀・アジア経済研究所主任調査研究員に聞いた。 ベネズエラで合わせて25年もの間政権を握るチャベス前大統領と後継のマドゥロ大統領は、法律や制度を軽視し、権力を集中させ、すべての国家権力を手中におさめた。
ベネズエラのBRICS参加に壁 背景にブラジル、ロシア接近促すか
マドゥロ大統領が強権的支配を進めるベネズエラと、地域大国ブラジルの関係が悪化している。ブラジルのルラ大統領は、南米で数少ないマドゥロ氏の理解者だったが、22~24日の新興国グループ「BRICS」首脳会議で、ベネズエラがBRICS拡大のための枠組み「パートナー国」に入ることを阻んだ。ベネズエラは反発しており、10月30日には駐ブラジル大使を召還した。今まで以上にロシアに歩み寄るとみられる。
ベネズエラ、大使召還=ブラジルと関係悪化
【サンパウロ時事】南米ベネズエラ外務省は30日、新興国グループ「BRICS」に加盟を希望する「パートナー国」のリストからベネズエラが除外されたのはブラジルの「拒否権」行使によるものだと批判し、駐ブラジル大使を召還すると発表した。 両国はマドゥロ大統領が3選を宣言した7月のベネズエラ大統領選を巡っても意見が対立。
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