出典:gooニュース
マイクロプラスチックと健康被害の関係を明らかに
そして、バクテリアなどの異物を細胞に取り込んで除去する免疫細胞「マクロファージ」が、体内に入ったマイクロプラスチックを異物と誤認して取り込み運搬することで、様々な臓器にマイクロプラスチックが蓄積されていくというメカニズムだ。
ガムかむとマイクロプラスチックが口内に放出 米研究
【AFP=時事】チューインガムをかむと、口の中に多数のマイクロプラスチックが直接放出されるとする査読前の論文が25日、発表された。カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士課程に所属するリサ・ロウ氏は、10ブランドのガムをそれぞれ7個かみ、研究チームが唾液を化学的に分析したところ、ガム1グラムから平均100個のマイクロプラスチックが放出されていることが分かった。中には600個以上のものもあった。
脳内に多く蓄積するマイクロプラスチック、認知症発症との関係は?
脳内で多く確認されたマイクロプラスチック当該論文を発表したアメリカのニューメキシコ大学の研究チームは、数多くの亡くなった人の検体を用いて、さまざまな化学分析を行い、体内に分布するマイクロプラスチック濃度を解析しました。肝臓、腎臓、脳のマイクロプラスチック濃度を比較したところ、脳内のマイクロプラスチック濃度が、肝臓や腎臓の7~30倍に達するというデータが得られたのです。
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