あるあほうのいっしょう【或阿呆の一生】
芥川竜之介の短編小説。昭和2年(1927)発表。51章よりなる自伝的小説。
いっ‐しょう【一生】
1 生まれてから死ぬまでの間。終生(しゅうせい)。生涯。「幸せな—を送る」「事業に—を捧げる」「—を棒にふる」「—忘れられない出来事」 2 やっと生き延びること。一命。「九死に—を得る」 3 (...
いっぷく‐いっしょう【一腹一生】
同じ父母から生まれた兄弟姉妹。一腹一種。「—にてこそましまさね、兄弟なることは眼前なり」〈曽我・一〉
おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...
きゅうし‐いっしょう【九死一生】
「九死に一生を得る」に同じ。十死一生。万死(ばんし)一生。
串打(くしう)ち三年(さんねん)裂(さ)き八年(はちねん)火鉢(ひばち)一生(いっしょう)
《「桃栗三年柿八年」のもじり》鰻(うなぎ)の蒲焼(かばや)きを作る技術修得の大変さをいった言葉。
ごしょう‐いっしょう【後生一生】
現世・来世を通じてただ1回だけのこと。一生に一度。多く、懇願するときに用いる。「—のお願い」
じっし‐いっしょう【十死一生】
1 《「漢書」外戚伝から》ほとんど助かる見込みがないこと。九死一生。 2 「十死一生の日」の略。
何処(どこ)で暮(く)らすも一生(いっしょう)
どんな所で暮らしても、一生は一生である。同じことなら住みよい所に住んだほうが得である。
泣(な)いて暮(く)らすも一生(いっしょう)笑(わら)って暮(く)らすも一生(いっしょう)
悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても、一生は一生だから、愉快に暮らさなければつまらない。