いち‐はな【一端】
いちばん先。真っ先。
いちはな‐がけ【一端駆け】
(ふつう「に」を伴って副詞的に用いる)いちばん先にすること。「今朝は誰れより—に目を覚まし」〈一葉・うつせみ〉
いっ‐たん【一端】
1 一方のはし。片はし。「ひもの—」 2 一部分。「感想の—を述べる」
一端(いったん)を担(にな)・う
ある物事について、部分的に関与している。責任や役目の一部を負っている。
いっ‐ぱし【一端】
[名]一人前。人並み。「口だけは—のことを言う」「やっと—の板前になった」 [副] 1 一人前に。人並みに。未熟なのに一人前のように振る舞うさまにもいう。「あれで—専門家のつもりでいる」 2...
ひと‐はし【一端】
1 一方の端。片端。いったん。 2 事柄の一部分。「言葉の— —にその時代おくれなことを自白していた」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉