ご‐だいりき【五大力】
「五大力菩薩(ぼさつ)」の略。 地歌。作詞者未詳。白川検校作曲。 長唄。を杵屋弥十郎が長唄に作曲。歌舞伎狂言「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」の中でめりやすとして使われた。 ...
ごだいりきこいのふうじめ【五大力恋緘】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。並木五瓶(なみきごへい)作。寛政6年(1794)京都西の芝居初演。薩摩(さつま)の侍が大坂曽根崎の湯女(ゆな)ら五人を殺した事件を脚色したもので、縁切りから殺しに至る世...
ごだいりき‐せん【五大力船】
積み荷用の内海航行の和船。百石ないし三百石程度の荷物を積むことができ、五大力の名があった。
ごだいりき‐ぼさつ【五大力菩薩】
三宝と国土を守護する大力のある五人の菩薩。金剛吼(こんごうく)・竜王吼・無畏十力吼(むいじゅうりきく)・雷電吼・無量力吼の五菩薩。 「五大力1」に同じ。