余沢（よたく）とは？意味・読み方・使い方

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よ‐たく【余沢】
の解説

先人が残してくれた恩恵。また、あり余って他にまで及ぶ広大な恩沢。余徳。「先祖の—」「成功の—にあずかる」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

余沢の例文(5)

出典：青空文庫

･･･繁華ならしめんとする余沢も蒙っていない。たゞ千年前の青い空の下に･･･小川未明「夕暮の窓より」
･･･繰りに昇進してみんな余沢に霑うというような事があるとすると、それ･･･寺田寅彦「マルコポロから」
･･･存分にして土に入り、余沢を明治の今日に享くる百姓らは、さりげなく･･･徳冨蘆花「謀叛論（草稿）」

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