あか‐ごめ【赤米】
1 赤みを帯びた古い米。あか。 2 種皮にカテキンが含まれており、赤色をなす米。古くは祭りの供物にも用いられた。大唐米(たいとうごめ)。唐法師(とうぼし)。あかまい。
あから‐がしわ【赤ら柏】
1 葉が赤みを帯びた柏。供物を盛る具。 2 《供物を1に盛るところから》京都の北野天満宮の11月1日の祭り。6月には青柏祭がある。
アンチ‐ミステリー
《(和)anti+mystery》推理小説の枠組みや構造そのものを作中で扱うメタミステリーや、従来の推理小説のあり方を否定するような、実験的な推理小説。夢野久作の「ドグラマグラ」や、中井英夫の「...
うらぼん【盂蘭盆】
7月15日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)を作って供物をそなえ、僧による棚...
えい‐ぐ【影供】
神仏や故人の像に供物をして祭ること。特に、中世に流行した人丸(ひとまる)影供のこと。みえいく。「土御門内大臣家に毎月に—せらるることの侍りし比(ころ)」〈無名抄〉
えこう‐ちょう【回向帳】
葬儀に際して、贈られた供物や香典の額、贈り主の氏名などを記録しておく帳面。香典帳。
お‐くもつ【御供物】
「供物」の謙譲語。
お‐さがり【御下(が)り】
1 「下がり4」に同じ。「兄さんの—でがまんする」 2 神仏の供物を下げたもの。 3 客に出した飲食物の残り。 4 都会から地方へ行くことを京都でいう。 5 (「御降り」とも書く)正月三が日に降...
お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...
お‐そなえ【御供え】
1 神仏に供える物。金・食品・花など。おそなえもの。お供物(くもつ)。 2 「御供え餅」の略。 [補説]書名別項。→お供え