さいしんこうこく【再審抗告】
民事訴訟法上、即時抗告によって確定した決定・命令の取り消しと事件の再審理を求める不服申し立て。準再審。
さいしんせいきゅう【再審請求】
判決が確定した事件について、法に定められた事由がある場合に、判決を取り消して、裁判の審理をやり直すよう申し立てること、およびその手続き。再審を請求できる事由としては、虚偽の証言や偽造・変造された証拠などが判決の証拠となったことが証明されたとき(刑事・民事)、有罪の言い渡しを受けた者の利益となる新たな証拠が発見されたとき(刑事)、脅迫などの違法行為によって自白を強要された場合(民事)などがあり、刑事訴訟法・民事訴訟法にそれぞれ規定されている。刑事事件で再審が開始された場合、刑の執行を停止することができる。死刑確定後に再審によって無罪となった事件に、免田事件、財田川事件などがある。→再審査請求
出典:gooニュース
親族供述の信用性巡り質疑 菊池事件再審請求 心理学者の証人尋問
弁護団が主張する憲法違反の裁判手続きは再審開始の理由になるという「憲法的再審事由」や実体的な再審事由について改めて主張する見込み。【野呂賢治】
郵便局強盗、2次再審請求へ 兵庫のナイジェリア男性
兵庫県姫路市で2001年に起きた郵便局強盗事件で、現金約2275万円を奪ったとして親族の男性=強制退去=とともに逮捕され、懲役6年の実刑が確定し服役したナイジェリア国籍の40代男性が無罪を訴え、26日にも神戸地裁姫路支部に2回目の再審請求をすることが18日、関係者への取材で分かった。 男性は服役後の12年に再審請求し、姫路支部が棄却。
狭山事件の再審審理を打ち切り 「差別に基づくえん罪」と訴えていた石川一雄さんの死去を受け 東京高裁
1977年に第1次、1986年に第2次の再審請求を申し立てたが、いずれも認められなかった。2006年に第3次請求を申し立て、審理中だった。 石川さんが被差別部落出身だったことから、石川さんや支援者らは「差別に基づく冤罪(えんざい)事件だ」と訴えていた。
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