かち‐かち
[副]堅い物がぶつかってたてる、軽く澄んだ音を表す語。多く、規則的で連続的な音にいう。「時計の—(と)いう音」「—と拍子木の音がする」 [形動] 1 非常に堅いさま。かちんかちん。こちこち。...
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
くろかみ【黒髪】
長唄・地歌の曲名。初世桜田治助作詞、初世杵屋佐吉(きねやさきち)(地歌としては湖出(こいで)市十郎)作曲。天明4年(1784)江戸中村座初演の歌舞伎狂言「大商蛭小島(おおあきないひるがこじま)...
こおり‐つ・く【凍り付く】
[動カ五(四)] 1 凍って、他の物にくっつく。「バケツが地面に—・く」 2 硬く凍る。凍結する。いてつく。「かちかちに—・いた道」 3 緊張や恐怖でからだが固くこわばる。「恐怖で身も—・く」
こちん‐こちん
[形動] 1 物が乾いたり凍ったりして、かたいさま。「—に凍る」 2 緊張して心に余裕がないさま。「面接試験で—になる」
こ・る【凝る】
[動ラ五(四)] 1 ある物事に熱中して打ち込む。ふける。「盆栽に—・っている」「ゴルフに—・る」 2 細かいところにまで心を用いる。工夫・趣向を凝らす。「家のつくりに—・る」「—・った衣装をま...
ざらめ‐ゆき【粗目雪】
ざらめ糖のように大粒の積雪。新雪が日中とけ、夜間に凍ることを繰り返してできる。《季 冬》
しば・れる
[動ラ下一]きびしく冷え込む。また、凍る。東北・北海道地方でいう。「今夜は—・れる」
背筋(せすじ)が凍(こお)・る
恐怖や嫌悪などのためにぞっとする。背筋も凍る。「—・る不気味さ」 [補説]「背筋が寒くなる」よりも、強く直接的な思いを表す。
背筋(せすじ)が寒(さむ)くな・る
恐怖などのためにぞっとする。身の毛がよだつような思いをする。「—・る話」 [補説]近年、同じ意味あるいはより強調した意味で「背筋が(も)凍る」という表現が使われている。