な‐づき【名付き/名簿】
自分の官位・氏名などを書いた札。入門・服従のしるしとして、また、貴人に会うときなどに差し出した。みょうぶ。「人のそこら奉る—をとどめさせ給ひて」〈宇津保・藤原の君〉
みょう‐ぶ【名簿/名符】
古代・中世、官途に就いたり、弟子として入門したり、家人(けにん)として従属したりする際、貴人・長上・師匠に身分証明として送る自分の姓名を書いた名札。名付(なづ)き。名書(なぶみ)。二字(にじ)。
めい‐ぼ【名簿】
ある組織・団体などに属する人の氏名や住所を書き連ねた帳簿。「選挙人—」
めいぼ‐ぎょうしゃ【名簿業者】
住所・氏名・電話番号・勤務先などの個人情報が記載された帳簿やデータを売買する業者。名簿屋。
めいぼ‐ビジネス【名簿ビジネス】
住所・氏名・電話番号・勤務先などの個人情報が記載された帳簿やデータを売買すること。
めいぼ‐や【名簿屋】
⇒名簿業者