あき‐ぞら【秋空】
1 「秋の空1」に同じ。《季 秋》「—を二つに断(た)てり椎大樹(しいたいじゅ)/虚子」 2 「秋の空2」に同じ。
さえずり【囀り】
1 鳥などがしきりに鳴くこと。狭義には、繁殖期の鳥が特別な鳴き方をすること。また、その声。《季 春》「—をこぼさじと抱く大樹かな/立子」→地鳴き 2 舞楽で、舞人が舞いつつ漢文の詞章を朗詠するこ...
しん‐しん【森森】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 樹木が高く生い茂っているさま。「大樹—と空に茂り」〈木下尚江・良人の自白〉 2 「深深(しんしん)1」に同じ。「寝静まった感じであたりは—としていた」〈志賀・...
じゅ【樹】
[音]ジュ(呉) [訓]き たてる たつ [学習漢字]6年 1 木。立ち木。「樹脂・樹木/果樹・植樹・大樹・風樹・緑樹・老樹・街路樹」 2 たてる。「樹立」 [名のり]いつき・しげ・たつき・な・...
じゅげ‐ぜん【樹下禅】
頭陀行(ずだぎょう)の一。大樹の下に座して瞑想(めいそう)すること。樹下坐。
じゅもく‐すうはい【樹木崇拝】
特定の樹木を神聖視する宗教形態。大樹・美樹・老樹などのほか、杉・松・樫(かし)などが崇拝される場合もある。
せかい‐じゅ【世界樹】
神話や民話にみられる、世界の中心にあり天地を支えるとされる大樹。樹木崇拝と結びつくものもある。
たい‐じゅ【大樹】
1 大きな木。大木。「寄らば—の陰(かげ)」 2 「大樹将軍」の略。
たいじゅ‐しょうぐん【大樹将軍】
《「後漢書」馮異(ひょうい)伝から。後漢の馮異という将軍は、諸将が功績を誇るときも、一人大樹の下に引っ込んで功を誇らなかったという故事による》将軍、または征夷大将軍の異称。
たい‐ぼく【大木】
大きな木。大樹。巨木。