えい【嬰】
[音]エイ(漢) 1 赤ん坊。みどりご。「嬰児/孩嬰(がいえい)」 2 まといつく。枠を守って出ない。「退嬰」 3 加える。半音高くすること。「嬰記号」
えい‐がい【嬰孩】
赤ん坊。ちのみご。嬰児(えいじ)。
えいじごろし【嬰児殺し】
山本有三の戯曲。一幕。大正9年(1920)発表。生活苦から嬰児を絞殺した女土工と、それに同情しながらも彼女を連行する巡査を通じ、社会の矛盾をついたもの。
がい‐じ【孩児】
《「孩」は、いとけないの意》 1 幼児。嬰児(えいじ)。おさなご。「—婦女を合せて」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 幼児の戒名につける法号。
がい‐てい【孩提】
2、3歳くらいの幼児。おさなご。みどりご。嬰児(えいじ)。
ご‐ぎょう【五行】
1 中国古代の世界観で、万物を構成し、天地の間に運行すると考えられた木・火・土・金・水の五つの元素。天では木星・火星・土星・金星・水星として運行し、地では木・火・土・金・水として現れ、人も五行か...
なます
[助動][なませ|なまし|なます|なます|なますれ|なませ]《「なさいます」の変化形「なはいます」「なはます」の音変化。近世後期の遊里語》動詞の連用形に付いて尊敬の意を表す。…なさいます。「お家...
にゅう‐よう【乳養】
[名](スル)乳を与えて養育すること。「寺領に属する嬰児は、貧院の中にて—すべからず」〈中村訳・西国立志編〉
ぬき‐ぐし【抜き櫛/抽き櫛】
1 頭髪の飾りにさす櫛。さしぐし。「刀ならびに—等を嬰児に授く」〈吾妻鏡・七〉 2 髪を強く櫛ですくこと。また、その櫛。「—に引っ立てられる病み上り」〈柳多留・二〉
ま‐びき【間引き】
[名](スル) 1 農作物をまびくこと。うろぬき。「コマツナを—する」 2 口べらしのため、嬰児(えいじ)を殺すこと。 3 本来あるべきものを省くこと。「—運転」